こんにちは。たまりすです。
この記事では、何も知らない状態から勉強を始めて令和6年度の宅地建物取引士資格試験に1発合格することが出来た私の体験談を書いていこうと思います。
宅建試験勉強に使ったテキスト&問題集一覧、試験本番までの勉強内容
- 宅建士合格のトリセツ 基本テキスト(2023年版)
- 宅建士合格のトリセツ 厳選分野別過去問題集(2023年版)
- 宅建士合格のトリセツ 頻出一問一答式過去問題集(2023年版)
- 出る順宅建士 過去30年良問厳選模試(2024年版)
- 出る順宅建士 一問一答〇×1000肢問題集(2024年版)
- 出る順宅建士 逆解き式!最重要ポイント555(2024年版)
- 出る順宅建士 当たる!直前予想模試(2024年版)
上記7つのテキスト、問題集、予想問を使って勉強しました。
勉強の流れとしては上記の1から順番に使っていきました。流れは下記の通りです。
- 宅建士合格のトリセツのテキストを読む&対応する部分の厳選分野別過去問題集を随時解く
- 宅建士合格のトリセツの頻出一問一答式過去問題集を解く
- 出る順宅建士 過去30年良問厳選模試を解く。この時点での実力確認
- 出る順宅建士 一問一答〇×1000肢問題集、逆解き式!最重要ポイント555を解く
- 宅建統計問題対策として統計情報を暗記
- 出る順宅建士 当たる!直前予想模試で本番を想定した最後の仕上げ
次からなぜ私が上記テキストや問題集を使うことにしたのかを紹介していきます。
宅建試験勉強に使ったテキスト&問題集紹介
まず、私がテキストや問題集をどのようにして選んだのかを説明します。
私は宅建に関する知識が全くない状態から勉強することになったので、初心者にもわかりやすい内容になっているのか、これを重要視しました。そこで候補に挙がったのが、
宅建士合格のトリセツ 基本テキスト
これです。
書店に足を運んで実物を確認してみると、評判通りわかりやすい内容になっていました。
イラストを使いつつ、文章量も控えめでこれなら最後まで読み切ることが出来ると思ったのでテキストはこれを使うことにしました。
次は問題集
宅建士合格のトリセツ テキストの巻末にも記載されていますが、このテキストを使うならこの問題集をセットにして使うのがいいですよ!的なロードマップのようなものが載っています。
特にこだわりがなければテキストと問題集はセットで使うことをオススメします。
セットで使うことでテキストを読みつつ(インプット)、問題集を使ってテキストの読み終わったところに対応する部分の問題を解くこと(アウトプット)ができ、間違えた問題については再びテキストを読むこと(フィードバック)が容易に出来るからです。
以上のことから、私は宅建士合格のトリセツのテキストを使うことに決めたので問題集は、
宅建士合格のトリセツ 厳選分野別過去問題集
宅建士合格のトリセツ 頻出一問一答式過去問題集
この2つで決定です
ここまでで勉強に使うテキストと問題集が決まりました。あとは試験本番と同じ形式で問題を解きたかったので、この2つを使うことにしました。
出る順宅建士 過去30年良問厳選模試
出る順宅建士 当たる!直前予想模試
過去30年良問厳選模試を使ってその時点での実力確認、直前予想模試を使って本番を想定した最後の仕上げです。
あれ? 一問一答〇×1000肢と逆解き式!最重要ポイント555は?
はい。この2つ、勉強計画を立てた当初は使う予定はありませんでした
出る順宅建士 過去30年良問厳選模試を全て解き終わった後に急遽追加で使うことにしたんです
その理由は後程説明します
次はこれらテキストと問題集を使ってどのような流れで勉強していったのかを説明していきます
試験本番までの勉強内容の紹介
ここからは試験本番までの勉強内容の紹介です。まずは、
宅建士合格のトリセツのテキストを読む&対応する部分の厳選分野別過去問題集を随時解く
このテキストは第1コース、第2コースというように内容が分けられ、さらに第1コースの第1ポイントというように細分化されています。
私は1日1コースずつテキストを読み、読み終わったらそれに対応する部分の厳選分野別過去問題集を解いていきました。復習は毎日やります。所要期間は約2ヶ月です。
次に取り組んだのは、
宅建士合格のトリセツの頻出一問一答式過去問題集を解く
この問題集は一問一答形式で全800問、収録されています。
1日20問ずつ解いていきました。通常であれば40日で解き終わりますが、仕事の日は新たに20問解くことが出来ないことがそれなりにあったので、この問題集をやりきるのに約2ヶ月かかりました。復習はもちろん毎日やりました。
次に取り組んだのは、
出る順宅建士 過去30年良問厳選模試を解く。この時点での実力確認
この問題集は、難易度やさしい50問を2回分、難易度ふつう50問を2回分、難易度むずかしい50問を2回分、いろんな年度の過去問から問題を引っ張ってきて本番と同じ構成で50問にまとめてくれています。そして最後に前年度の実際の試験問題があります。
私は難易度やさしいから順番に解いていきました。全て解き終わるのに1ヶ月ほどかかりました。
解くときは本番を想定して120分以内に解ききるようにしました。
解いた後は自己採点をします。この模試には合格推定点というものが設定されています。問題の難易度からおおよそこれぐらいの点数を取れていれば合格出来ますよという目安です。
私は難易度むずかしいの1回目までは合格推定点を超える点数を取ることができました。
しかし、難易度むずかしいの2回目、そして前年度の問題で合格推定点(前年度の問題は実際の合格ライン)を超えることが出来なかったどころか、30点を超えることすら出来ませんでした
さすがにまずいと思いました。特に、前年度の問題で30点も取れなかったことは非常にまずいことだと思いました
この状況を打開するために私が取った策は2つです。
①自分が解ける問題のパターンを増やす(知識の穴を少しでも埋める)
②重要事項説明の内容と37条書面の記載事項を完璧に覚える
①の具体策として、
出る順宅建士 一問一答〇×1000肢問題集、逆解き式!最重要ポイント555を解く
これを約2ヶ月かけて実施しました。
実際にやってみると、結構知らないことあるなと思いました。
テキストには書いてあることかもしれませんが、全ての内容を完璧に覚えているわけではありません。なので、合格のトリセツの問題集でカバーしきれない問題をこれら2冊で補完した、という感じでしょうか。
②の重要事項説明の内容と37条書面の記載事項を完璧に覚える
ですが、これは書いてある通りです。テキストに書いてある内容を完璧に覚えます。そのうえで日々の復習をやっていきます。なぜこれをやったか、それは、この2つを完璧に覚えないと点数を稼げないからです。
個人的な苦手分野ということもありますが、私は実際の試験の問1~10ぐらいまでが超苦手です。続く問11~25が普通、問26~45は得意、問46~50は問題の難易度による、といった感じでした。
重要事項説明と37条書面を完璧にすることで、問題数の多い(問26~45)を得点源にしました。また、この2つをマスターしておくことで問題を解く時間を短くすることができ、その結果、苦手な問1~10にそれなりに時間を使えるというメリットを生むことができました。
だから、重要事項説明と37条書面の内容をしっかりと勉強し直しました。
実際の試験本番でも私は問1から順番に解いていきました。案の定、問10まで辿り着くのに結構時間がかかりました。120分で50問を解く場合、見直しの時間を考慮すると単純計算で1問にかけられる時間は2分ほどです。よって、問10を解き終わるまでにかけられる時間は20分ぐらいですが、私は30分以上かかっていました。
普通なら焦るところですが、その後の問題で遅れた分を取り返せる自信がそれなりにあったので焦らず落ち着いて問題を解き進めていくことが出来ました。
さて、次に私が取り組んだのは、
宅建統計問題対策として統計情報を暗記
これです。問48ぐらいで出題されます。
宅建に関する統計問題が出題されます。おそらく確定で出題されます。
内容自体はそれほど難しくありません。ただ、対策しておかないと得点することは難しいかと思います。
逆を言えば、対策しておけば1点ほぼ確実に取れるということです。出題されるのがわかっているのであればしっかり対策して1点稼ぎましょう。
具体的な対策としては、出る順宅建士 当たる!直前予想模試の購入特典として8月下旬に公開される「宅建NEWS(統計情報)」に含まれている内容を覚えるだけです。
しっかり内容を覚えたうえで、この後に取り組む直前予想模試を実施し、覚えた内容をアウトプットしました。
最後に実施したのは、
出る順宅建士 当たる!直前予想模試で本番を想定した最後の仕上げ
まずは巻頭にある、「出題論点 大本命&大穴6選」、「試験に出る!最重要テーマ10」
これをやります。
その後、4回分の予想模試を本番と同じ120分で解き、自己採点をします。 全てやりきるのに1ヶ月ほどかかりました。
一問一答〇×1000肢問題集、逆解き式!最重要ポイント555を追加でやり、重要事項説明と37条書面を覚えなおし、統計情報も暗記してから取り組んだ結果、合格基準点をクリアすることが出来ました。
振り返り:反省点や良かった点
以上のことを実施して試験本番に臨んだ結果、私は宅建試験に合格することができました(自己採点結果は42点)
試験本番までの勉強内容の紹介に書いたことを全てやるのに全部で8ヶ月ほどかかりました。
ただ、合間に別の資格試験の勉強等も挟んだので実際の勉強期間は1年ほどでした。(残りの4ヶ月は新しいことはやらずに復習だけしてたって感じです)
勉強を進めていくうえで良かった点は、
①勉強が予定より遅れたときのための予備期間を余裕を持って2、3ヶ月ほど取っていた ⇒予備期間を設けたことで追加で問題集をやる時間を確保できた
②テキストと問題集をセットで使うようにした ⇒インプットとアウトプット、フィードバックが非常にやりやすかった
③統計問題対策をしっかりやった ⇒1点ではあるが、自信を持って解答でき、得点源にすることができた
反省点は、
①出る順宅建士 過去30年良問厳選模試を解ききるまでに少々時間がかかった。これにより自分の弱点に気付くのが遅れた ⇒テキストと問題集を一通りやったらすぐにでもやるべきだった。テキストと問題集をやり終えてから2ヶ月ほど経過してから取り組んだのは遅かった。
②重要事項説明と37条書面の内容をしっかり把握しないと得点を稼ぐことは難しいとわかっていながら(テキストにも、覚えるのは辛いかもしれませんがここをしっかり覚えないと得点を稼げません的なことが書かれています)、完全に覚えなかった ⇒その結果、厳選模試を解いた後に結局全部覚えるはめになった。
こんな感じです
では、長くなりましたがこれで終わろうと思います。
この記事がこれから宅建試験を受ける人の参考に少しでもなれば幸いです。
以上、ありがとうございました。
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